Quantcast
Channel: 授乳 –妊娠育児の情報マガジン「ココマガ」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 113

赤ちゃんと楽しく外食するための準備とコツ

$
0
0

赤ちゃんとの外食

赤ちゃんを外食に連れて行こうと思ったら、まずは赤ちゃんの月齢や機嫌、健康状態などをみて、次にお店選びをすることになります。はじめての外食が楽しみなお母さんやお父さんもいると思いますが、大体何ヶ月くらいからが無難なのでしょうか?

実家など近所に赤ちゃんを預けられるのであれば、赤ちゃんを預けて外食に行く方がママにとっては楽チンですが、全ての方が、誰かに赤ちゃんを預けられる環境で育児をしている訳ではありません。

そこで今回は、赤ちゃんを連れての外食を楽しくするためのコツや、お店選びのポイントなどをご紹介します。

赤ちゃんとの外食はいつから?

赤ちゃんの首が座る生後半年頃からが一般的ですが、中にはそれ以上早い子もいます。生後1ヶ月で外食に連れていく方もいるようですが、早ければ早いほど良いというわけではありません。授乳やお昼寝など、赤ちゃんには赤ちゃんの生活リズムがありますから、リズムが整ったのを見計らってからでも遅くはありません。

また、これからご紹介しますが、乳幼児を連れての外食では、赤ちゃんのお世話や、周囲の方への配慮なども含め、苦労もたくさんあります。せっかく楽しく外食したいのに、逆に、「疲れるだけで、ママはひとつも楽しくなかった」ということにもなり得るので、赤ちゃんの成長具合をよく見極め、外食の必要があるのかよく検討しましょう。

せっかくならママも楽しみたい!

せっかくの外食なら、ママも楽しみたいと思うのは当然です。しかし、赤ちゃんのお世話でなかなか食事を摂る時間もとれないこともあるでしょう。ここでは、少しでもママが外食を楽しむコツをご紹介します。

食事前にたっぷりとミルクをあげよう

まだ、離乳食を食べられない赤ちゃんとの外食では、ママがゆっくり食事を楽しむには、赤ちゃんがぐっすり眠っていてくれている時間以外にありません。食事の開始時間をちょうど、赤ちゃんがミルクを欲しがるタイミングに合わせるのが最大のポイントです。

予約の時間から逆算し、ミルクの時間を少しずつ調節することで、食事開始の時間にちょうど眠り始めてくれるようにできると、ママが楽しめる確率はグンとあがるでしょう。

ベビーバスケットを普段から使おう

【メルカド かご収納雑貨の店】 メイズナチュラル クーハン ベビーバスケット/クーファン 【メルカド かご収納雑貨の店】 メイズナチュラル クーハン ベビーバスケット/クーファン

まだ寝返りのできない赤ちゃんであれば、ベビーバスケットを普段から利用しておくと、赤ちゃんは外食中も、自宅で寝ている状態と変わらないまま、眠ることができるので、個室の座布団などで寝かすことと比べると、すやすやと眠ってくれやすいので、おすすめです。

冷めても美味しくいただけるものを注文しよう

赤ちゃんが突然泣き出したり、ぐずりだしたりした時は、ママは席を外すことになるでしょう。すぐに大人しくしてくれると良いのですが、こればかりはその時になってみないとわかりません。温かい麺類などは、時間が経つと美味しく頂けなくなってしまうので、ランチなどで、単品を頼む場合は、気をつけましょう。

皆であやす

赤ちゃんはいつどこで泣き始めるかわかりません。外食の場といえども、少しでも不快だと思ったらそれを知らせるために泣き出します。あやしながら食事をするのは大変ですが、自分以外に大人がいる時は、他の人にあやしてもらうなどして対応すると良いでしょう。

赤ちゃん用アイテムを持っていく

赤ちゃんがぐずり始めると、周囲の迷惑になる可能性もあります。そこで、赤ちゃんが泣かないようにするためにおもちゃやぬいぐるみなどを持参し、いつでもあやせるように準備しておきましょう。また、お店で洋服や座席を汚さないように食事用エプロンや子ども用の食器類、離乳食などを持っていくのも赤ちゃんのための配慮です。逆にそれらのアイテムが持ち込めないお店もありますから、赤ちゃんを連れていけないお店は最初から選ばないようにするなど、工夫も必要です。

持ち帰りをお願いしよう

せっかくの外食なのに、ずっと赤ちゃんのお世話をしていて食事に手をつけられなかった。といった経験をされるママも多いでしょう。せっかく頼んだお料理を一口も食べられないのはあまりにも残念です。そんな時は、お店の方に、持ち帰りできるか聞いてみましょう。

外食のお店選び

赤ちゃんを連れての外食はお店選びも重要です。あなただけでなく、一緒に食事をとる方のためにも、お店選びは慎重に行いましょう。

赤ちゃんでも入れるお店を優先して選ぶ

大人向きの雰囲気のお店よりも、子連れのお客さんが多いお店の方が赤ちゃんにとってもお母さんにとっても気が楽です。また子連れOKのお店は、子ども用の椅子や食器、離乳食メニューなどを用意していたり、子どもが自由に動けるスペースを用意しているなど、赤ちゃん連れの家族に配慮されたサービスが充実しています。一般のお店ではみられない配慮ですが、赤ちゃんがいるとこうしたサービスはとても助かります。

キッズスペースのあるお店や離乳食のあるお店にする

ふつう、大人だらけの空間というのは赤ちゃんにとっては不快なものです。言葉もわからず、その場の状況もよくわからない赤ちゃんは、大人に外出を無理強いされてまず嬉しいとは思いません。しかしキッズスペースがあるお店なら赤ちゃんにも無理なく楽しませてあげられますし、離乳食メニューのあるお店は赤ちゃんも食事を楽しめるのでおすすめです。

授乳室のあるお店にする

授乳中の赤ちゃんには、授乳室を併設したお店が良いでしょう。人目を気にしながら外食するのは意外に辛いものがありますが、授乳スペースがあれば安心です。お腹が空いてぐずりだした時でも、すぐにミルクを飲ませることができます。

店内が極端に暑い・寒い場所はNG

自分で体温調節ができない赤ちゃんは、店内のちょっとした暑さ・寒さにもストレスを感じます。鍋や焼き肉など、室内の温度が高くなりにおいがこもる環境には赤ちゃんを連れていかないのがベストです。店員さんが温度調節や換気をしてくれるお店や、極端に温度が変化しないお店を選びましょう。

時間帯を考える

大混雑が予想されるお昼どきや、大人がお酒を飲む時間帯には赤ちゃんを連れていくのは避けましょう。お店がすいていて、座席に余裕がある時間なら赤ちゃんにもストレスなく食事ができます。お店が混雑している時はまわりの人もイライラしがちなので、「赤ちゃんを連れてくるなんて…」と嫌な目で見られる場合も少なくありません。みんなが気持ちにゆとりのある時間を狙って食事に行くのがベストです。

赤ちゃん目線で考える

赤ちゃんを連れていく場合は、毎日のお昼寝の時間を考えたり、機嫌の良い時を見計らって食べにいくようにしましょう。時間帯を選ぶ際も、大人目線ではなくできるだけ赤ちゃんのリズムに合わせて外食するのが基本です。事前に予約をするなどして、スムーズに食事が進むよう赤ちゃんは一人で留守番ができず、かといって「このお店に行きたい」と希望を出すこともできませんから、お母さんやお父さんが赤ちゃんの立場にたって考えることが重要です。

喫煙と禁煙が分かれているお店を選ぶ

赤ちゃんをタバコの煙の中に連れていくのは、健康上好ましくありません。小さいうちから受動喫煙させるのは赤ちゃんの成長にとっても良くないことです。お店を選ぶ時は、禁煙スペースがあってきちんと分煙されているところを選ぶようにしましょう。

人ごみは避ける

たくさんの人に囲まれると、赤ちゃんにはかなりのストレスになります。さらに人ごみの中にいると音や騒音も恐怖や不安を煽る原因になるので、外食に連れていく場合は人の多い場所は極力避けるようにしましょう。

着替えができない環境はNG

赤ちゃんは知らないうちにおしっこやうんちを漏らしていることがあり、食事の場でまわりのお客さんに臭ってしまっては大変な迷惑になります。お父さんやお母さんは慣れているかもしれませんが、お客さんはそうではありません。洋服から下着まで全部を取り替えなければならない可能性も考え、混雑で身動きがとれなかったり、時間制で着席してから席を離れにくいお店などは選ばないようにしましょう。

人気のお店は赤ちゃんには不向き

行列ができる人気店などは、赤ちゃんには向いていません。なぜなら大人のようにじっと我慢ができないからです。特に授乳中の赤ちゃんは、お腹が空いたらすぐにお母さんからミルクを飲みたいと思います。一度泣き出したら、もう行列に並ぶどころの話ではありません。赤ちゃんが泣き出すと、親もつられてイライラしがちになり、その気持ちがさらに赤ちゃんに伝わって雰囲気まで悪くなります。

雰囲気や食事内容を重視して人気店に連れていくと、思わぬ事態を招く可能性もありますから、赤ちゃんでも連れていけるお店を優先的に選びましょう。できれば自分たち以外にも赤ちゃんがいるお店がベストです。小さな子連れでもOKのお店は、店員さんもお客さんも赤ちゃんに理解があるので、気持ちよく食事ができます。

赤ちゃんとの外食は迷惑になる!?

赤ちゃんを食事に連れていくと、周囲のお客さんの中には「子供を連れてくるのは迷惑」と考える人も中にはいます。育児中のお父さんやお母さんは意外に気づかないものですが、赤ちゃんは不定期に泣き出したり、泣き始めてからなかなか静かにならないなど、いろいろな問題が考えられます。

もちろん、中には子供そのものを好きではない人もいるでしょう。世の中には色々な考えの人がいますから、「ただ外食に連れていくだけ」とは考えず、万が一赤ちゃんが泣いても問題のない個室や、まわりから少し離れた席を予約するなどの配慮をしておくと、余計なトラブルに見舞われる心配も少なくなります。

外食は、それ自体とても楽しく盛り上がるものですが、大人だけ(あるいは自分で食べ物が食べられる子供と一緒に)食事をするのとは状況が異なります。いつもと同じように振る舞っていると、周囲に知らないうちに迷惑をかけることがあります。中には他のお客さんから注意を受けるケースもありますので、「せっかく外食したのに楽しめなかった」とならないよう、お店や同行者、周りのお客さんへの配慮もできると良いでしょう。

photo credit: This cupcake isn’t quite right via photopin (license)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 113

Trending Articles