Quantcast
Channel: 授乳 –妊娠育児の情報マガジン「ココマガ」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 113

母乳育児には生酵素!生酵素パワーで母乳の量と質を高めよう!

$
0
0

母乳で赤ちゃんを育てているお母さんは、赤ちゃんの必要とする栄養面を母乳で支えていることになりますので、心配なこと、不安なこともたくさん出てくることでしょう。

母乳の栄養面をアップしたり、母乳の量を増やすためには、まず母乳を作っているお母さんが健康面を支えること、しっかりした栄養を摂ることなどが重要になります。

また、母乳は栄養面だけでなく、赤ちゃんの免疫物質が豊富に含まれているということが見直されていますが、酵素も含まれているということはあまり知られていません。

お母さんの健康を支え、母乳の質を高めるのに注目されているのが生酵素です。

そこで今回は、

・酵素って何?
・生酵素は何がいいの?
・母乳のために何を食べればいい?

といった方に、生酵素を摂るとどのような面がいいのか、母乳の質を高めるにはどうすればいいのかについて詳しくご紹介します。

酵素と生酵素

酵素と生酵素

酵素は、ダイエット、美容、健康維持の分野で注目されているので聞いたことがある人も多いことでしょう。

酵素というのは、体にある消化酵素と代謝酵素、そして食物に含まれる食物酵素の3種類があります。

消化酵素は、食べたものの消化や吸収に必要なもので、代謝酵素は体の代謝を助ける酵素です。

また、食物酵素は野菜やフルーツ、肉、魚などの食材に含まれるもので、食物自体の消化を助ける働きがあるものです。

これらの酵素のうち食物酵素は食べ物から摂取することができます。しかし、食物酵素は熱に弱く、熱を加えることで壊れてしまう性質があります。

熱を加えると酵素が壊れるので、酵素が含まれている食材は熱を加えることなく、できるだけ生の状態で体に摂取することがいいとされています。

食材に含まれる食物酵素を、できるだけ熱を加えない状態で作ったものが生酵素食品などと呼ばれるものです。

食物酵素でも、熱を加えた酵素よりも熱をできるだけ加えない生酵素の方が、効率よく栄養素を体内に取り込むことができると考えられています。

生酵素を摂ると産後の回復が早くなる

母乳を赤ちゃんにあげているお母さんが生酵素を摂取すると、いろいろないいことがありますが、その内の一つが、産後の回復が早くなることです。

出産をすると、赤ちゃんのことばかりが心配になりますが、お母さんの体をできるだけ早く元の状態にすることが、育児を安定させるためにも重要です。

出産して1ヶ月ほどすれば、お腹の状態も落ち着いてきますし、出血もなくなるので外見だけを見るとすっかり回復したように感じるかもしれませんが、体の中ではまだまだ本調子にはなっていません。

一般的に体が回復するまで産後1~2年はかかりますが、生酵素を摂ることによってバランスよく栄養分を補うことに繋がり、お母さんの体の調子が回復しやすくなります。

生酵素は腸内環境を整える

産後のお母さんが気になるのは自分の体型です。

産後でも一人目の出産や、お母さんが若いと体型も元に戻るもの早いですが、2人目以降の出産であったり、高齢出産などのお母さんはなかなか体重や体型が元に戻らずに焦ります。

そこで生酵素を摂取すると、腸内環境が良くなります。腸内環境は最近特に注目されていますが、腸内環境が整うことで痩せやすい体質になります。

また、デトックス効果もありますので、体に不必要なものを外に排出し、肌の調子が良くなり美肌効果があります。

そして、免疫力や自然治癒力もアップするので、産後のお母さんの健康には欠かせません。

腸というは第二の脳といわれるほど、人間の健康に大きく関わるとされていますが、腸内には多くの神経や血管があるので、ストレスなどを感じやすいデリケートな器官です。

また、幸せホルモンといわれるセロトニンを作るのも腸ですが、腸内環境を整えることで体だけでなく精神的にも安定し、産後のうつなどの危険があるお母さんの強い味方にもなります。

産後のお母さんが生酵素を摂取すると栄養補給、産後ダイエット効果、産後うつの予防、美肌効果、便秘解消、代謝機能のアップなどさまざまな良いことがあります。

生酵素は母乳の質を良くする

母乳の質を良くする

赤ちゃんが飲む母乳は、お母さんが食べる食事からできているといっても過言ではありません。それだけお母さんの栄養状態と、母乳の質は密接に関係しているのです。

たとえば、お母さんがカロリーの高いケーキや甘いおやつ、脂っこい食べ物を食べると、母乳の栄養もバランスが崩れ、サラサラしていた母乳が急にドロッとしたり、真っ白い母乳が出たり、味が悪くなったりします。

赤ちゃんは敏感ですので、栄養価が高い舌ざわりの良い母乳は良く飲みますが、ドロッとした味の悪い母乳は飲みません。

生酵素を授乳中のお母さんが摂取することで、さまざまな良い面がありますが、まずはお母さんが心身共に健康状態にあることが非常に大切です。

健康で体力があるお母さんからは味の良い、質の良い、赤ちゃんが美味しいと思える母乳がたくさん出るようになります。

赤ちゃんは母乳からの栄養が必要不可欠

人間が生きていく上で酵素というものは非常に重要です。食べたものをドロドロの状態にして栄養を吸収するためには消化酵素が必要ですし、体に入った栄養素をエネルギーに変えるためには代謝酵素が必要です。

赤ちゃんも同じで、体内にこれらの酵素がなければ生きていけません。母乳やミルクしか飲まない頃の赤ちゃんは、生きていくために必要な酵素を体内でまだ上手に作ることができません。

このため、母乳には赤ちゃんの酵素を補うためにリパーゼという脂肪消化酵素が含まれています。

母乳には脂肪が含まれていますが、その脂肪を消化吸収するために、母乳にあらかじめリパーゼという消化酵素が含まれているのです。

赤ちゃんがしっかり栄養を吸収して成長するためには、赤ちゃんが自分自身で酵素を作りだしたり、食べ物から栄養分を摂取できるようになるまで、母乳などで赤ちゃんの体に酵素を入れてあげる必要があるのです。

母乳とは非常に繊細なもので、赤ちゃんが今必要としている栄養素をしっかり見極めてその内容を変化させることも可能なのです。

お母さんは母乳のために何を食べたらいい?

母乳のために何を食べたらいい

お母さん自身の健康にも、母乳を飲む赤ちゃんの栄養素的にも食生活を見直すことが大切です。

人間の体に必要な酵素は、消化酵素、代謝酵素、食物酵素がありますが、食物酵素は食物自身を消化し、食物に含まれる栄養を強化したり、新たな栄養素を生み出したり、風味を良くします。

そうして、栄養面や美味しさがより強化されたものを、体内に摂り入れることができるのです。

食材に含まれる酵素に熱を加えずに加工されたものを、生酵素といいますが、産後や母乳育児をしているお母さんは、何を食べればいいのかということが気になりますが、生酵素の食品として有名なものは、生野菜やフルーツです。

酵素は熱を加えると壊れやすいので、なるべく熱を加えないということを考慮すれば生野菜や果物は最適です。

生野菜は生野菜サラダとして、フルーツもそのまま食べるだけです。また、日本人か昔から食べてきた和食の中には、生酵素を含んだものがたくさんあります。

しょうゆ、みそ、納豆、つけものなど、麹を使った発酵食品には生酵素がたくさん含まれています。

また、魚を生で食べる刺身やカルパッチョも生酵素が含まれています。

たんぱく質を分解する酵素

食物酵素と一口にいっても種類がいろいろあります。その中でもたんぱく質を分解する酵素をプロテアーゼといいます。

プロテアーゼを多く含む食品には、麹、納豆、リンゴ、パイナップル、パパイヤ、キウイ、いちじく、プルーン、メロン、玉ねぎ、ゴーヤなどがあります。

でんぷんを分解する酵素

でんぷんを分解する酵素をアミラーゼといいます。アミラーゼを多く含んでいる食品には、大根、キャベツ、カブ、バナナ、しょうが、キウイ、パプリカ、梨、山芋などがあります。

脂肪を分解する酵素

脂肪を分解する酵素をリパーゼといいます。納豆、味噌、漬物、甘酒、チーズ、アボガド、イチゴ、オレンジ、スイカ、グレープフルーツ、人参、セロリ、トマト、ズッキーニ、ほうれん草、大根などにリパーゼが多く含まれます。

最近注目の発酵食品

近年国内でも、発酵食品がさまざまな面で見直され、再び注目されています。

発酵食品にはいろいろありますが、カビや酵母、乳酸菌、麹菌などの細菌を増殖させたり、発酵して酵素を生み出すことから作られています。

飲み物では、日本酒や焼酎、ワイン、ビールなどがありますし、調味料としては、しょうゆ、味噌、みりん、酢など、日本食では絶対不可欠な調味料はすべて発酵食品です。

漬物では、キムチ、ピクルス、ぬか漬けが有名ですし、チーズ、ヨーグルト、納豆も非常に健康食品としても注目されています。

意外かもしれませんが、鰹節やパン、チョコレート、アンチョビ、サラミ、メンマなども発酵食品なのです。

発酵食品は生酵素が豊富に含まれているのでこれらを摂取することによって効率的に栄養分を体内に摂取できます。

発酵食品を選ぶコツ

発酵食品を選ぶコツ

発酵食品には酵素がたくさん入っているので、積極的に食べることがおすすめですが、どのような発酵食品を選ぶかによって、生酵素の量が随分違います。

手軽に市販されている発酵食品を選ぶときも、その発酵食品がどのように作られたかということを知って購入することが大切です。

一般的に市販されている発酵食品は、天然醸造と速醸(そくじょう)という温醸造があります。

天然醸造というのは手を加えたり、添加物の力を借りずに時間をかけてじっくり発酵させるものです。

一方、速醸というのは、高温にしたり、添加物を加えて短時間に発酵させたものです。酵素を生酵素として体内に摂取しようとすると、熱を加えずに製造したものが酵素の量が多くなります。

できるだけ生酵素をたくさん摂取したい場合は、天然醸造のものを購入することが重要です。しかし、天然醸造の製品の方が、製造まで長時間かかるために一般的に価格が高くなります。

麹を使って生酵素を手作りしよう

麹にはたくさんの生酵素が含まれています。健康食品としても麹が見直されているので、普通のスーパーでも、麹や生麹と呼ばれるものが簡単に手に入るようになりました。

市販の発酵食品を買って摂るものいいですが、母乳育児をしているお母さんは、なるべく添加物の入っていない食品を食べたいですし、添加物の入っていない天然醸造の製品は、価格が高いのでなかなか手が出ないということもあります。

そこで、簡単に麹を使って発酵食品を使い、生酵素食品を自分で作ることができますので、手作りにチャレンジしてみるのもおすすめです。

一番シンプルに作ることができるものが、麹酵素です。材料は麹と水だけですので簡単にできます。

麹を1に対して水を2用意して、自宅の炊飯器の保温機能で4時間ほど保温するだけです。

最初に入れる水は、麹を発酵させるために55~60度ぐらいのお湯にして麹に混ぜます。

炊飯器によっては保温の温度が60度以上になってしまって麹が発酵しなくなるので、温度管理には気をつける必要がありますが、とても簡単です。

最近は、甘酒やヨーグルトを自宅で作るという人が多くなったので、温度管理が簡単にできるような電化製品もあります。このような道具を使うと、忙しい育児中のお母さんも簡単に酵素を作ることができます。

生酵素サプリを利用する

生酵素サプリ

出産後のお母さんは、自分の体もまだまだ本調子ではないにも関わらず、赤ちゃんの育児をするということで心身共に非常に大変になります。

しっかりと酵素を含んだ母乳を作り出すために生酵素をたくさん摂ったり、バランスのとれた食事をすることが大切ですが、忙しいのでなかなか食事のバランスが取れないという人もたくさにます。

栄養バランスが崩れているなと心配になっているお母さんは、積極的に生酵素を含んだサプリメントを利用するのも一つの方法です。

まとめ

まとめ

母乳育児をしているお母さんは、生酵素を摂ることによって、産後の回復が早くなったり、産後のダイエットになったり、腸内環境が整うので免疫力が上がったり、産後うつを予防することに繋がります。

また、お母さんが栄養豊富な母乳をしっかり出すことによって、赤ちゃんに必要な栄養をしっかりとあげることができます。

酵素は人間が生きていくためには必要不可欠ですが、赤ちゃんはまだまだ自分では酵素を作り出すことができないので、母乳からの酵素が必要です。

お母さんは自分自身のため赤ちゃんの健康のために、生酵素を摂って栄養豊富な母乳を作りましょう。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 113

Trending Articles